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東京ディズニーランド 恐怖のクリスマスファンタジー(1998/12/11)

12月といえばクリスマス。クリスマスといえば東京ディズニーランド。
というわけでこんどの旅行はディズニーランドに決定! 
クリスマスまでにはまだ日があるからそんなに混んではいないでしょ。 
その時はそれがどんなに甘い考えであったか、私には知る由もなかった...


出発が近づき、そろそろチケットを準備するべー、と旅行社に行く。
ところがあっさり「売り切れですよ」えっ!まだ1ヶ月以上あるのに...
この頃からいや~な予感。ほんとうは、金、土、日の旅行だから、
土曜日がディズニーランドにするのが疲れなくていいんだけど、その土曜日が売り切れ。
仕方なく日曜日の分を購入する。何とか、土曜日に行けないものか。
でも、今回は予算の関係でオフィシャルホテルではなく幕張にあるホテルにしたので、
後は、当日早く行ってチケットを購入するしかない。
せめても、と思ってディズニーストアで日付けの入っていないパスポートを購入。
これで、チケット売り場には並ばなくて済む。
インフォメーションセンターに電話すると、「開園前に並んでいただければ入れると思います。」
思います、か...う~ん、心配。なるべく早く出ようね。


さて、11月第3金曜日がやってきた。私は午前中仕事。子ども達も、午前中幼稚園と学校。
お迎えに行っていよいよ出発。今日は、泊まるだけだから夜までに着けばいい。
ホテルはホテルニューオータニー幕張。
おお!きれいじゃん!豪華だし、これならオフィシャルホテルにひけをとらないぞ!
それに、1部屋2万5千円、オフィシャルホテルよりずっと安い。
ホテルの好意で眺めのいい、広い部屋にしてもらえた。夜景がきれい!
これで、パスポートさえ手に入れば申し分ないのに...
夕食はホテル上階にある鉄板焼きのレストランに入った。
サービスも最高!飲み物がなくなると、すぐに聞きにきてくれる。
言葉づかいも、物腰も洗練されていてさすが一流ホテル。
こうでなくっちゃねっ!とても気に入りました。
ホテルニューオータニー幕張、お勧めです。


さあ、勝負の朝がきた。
果たして無事にディズニーランドの中に入ることができるのでしょうか!?
朝、5時に起きてたっぷり着こんでパークを目指します。まだ、空は真っ暗。
そりゃそうだ11月も半ばだもん。入り口に着くと、きれいなライト...って何だこの人は~!?
まだ6時前なのに、(オープンは8時。) どうしてこんなに人がいるの?
でも、並ぶ列があってちゃんと係りの人もいるしどうやら中には入れそうだ。
寒いので、背中と足の裏にホッカイロつけて、じっと待つこと1時間。ようやく人の列が動き始めた。
でも、私たちの列は動かない。
メガホンを持ったお兄さんが「夜中の3時よりお待ちのお客様を先にご案内しています。」
3時だって!3時!見ると、泣きながら引きずられていく2,3歳の子ども、
ベビーカーに乗った赤ちゃんまでいる。
ひょえ~...誰も文句なんて言いませんよ。

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夕方になると混雑はますますひどくなってくる。トイレはキャストが整理していて、列に並ぶ。
1人空くと「こちらどうぞ~」「大の方は右の列、小の方は左の列にお並びください」って。
(ごめんなさい。これはウソです。)
ショップに入るのも順番待ち。ようやく入れてもぐしゃぐしゃに混んでて買いものもままならない。
パレードがはじまる頃、その混雑はピークに達し、普通の道路でさえ人とぶつかりそう。

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「のどが渇いた」、と子ども。え~、これに並ぶの..?でもどうしてもと言う。
こどもはがまんできない。仕方なく一番近くのジュースを売っているワゴンの行列に並ぶ。
スーベニアカップしかない。う、高い...でも仕方ない。ここまで並んだし。
オレンジフレーバーとアップルフレーバーとある。
子どもに聞いて並んだ末アップルを買った。ところが、一口飲んだ長男わーっと悲鳴をあげる。
中身はなんと、あつ~い紅茶だったのだ!
スーベニアカップは厚くてふたもしてあるので、中身が熱いか冷たいかわからなかったのだ!
たいへんなことをしてしまった。でも、すぐにおさまって無事に泣き止んだのでやれやれ。
再び30分並んでジュースを買う気力はなく、紅茶をさましさまし、子どもに与える。懲りたぜ...

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パレードが終わって花火。立ってても、満員電車のよう。
信じられないこの人の多さ!
ファンタジーインザスカイでは花火とともにお城の両サイドから火の玉がぼわっと上がり熱いくらい。迫力ある素晴らしい夜空のショーを楽しむことができました。でも、終わってさあ帰ろうという時のワールドバザールは東横線の朝の通勤ラッシュぐらいの混みよう。子ども達、圧死するんじゃないか。次男なんて足が宙に浮いてたんじゃない?明日の朝刊の1面ははきっとこうだわ、「悲惨!東京ディズニーランドで将棋倒し!ゲスト300名死亡!!!」そんな見出しが頭をよぎった。
ぼろぼろに疲れ果ててホテルに戻った。明日もチケット買ってあるよ。どうしようか、
キャンセルしちゃおうかな...
子ども達に聞いてみた。
「明日もディズニーランド行く?」「行く行くーーー!!!」.......
とても信じられない...でも、仕方なく翌日もパークへ。

疲れすぎて2日めのコメントはありません。
もう、しばらくディズニーランドはいいや...
(と言っといて1年3ヵ月後にまた行くことになるのであった。それでも、好きなのネ!)

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